天国で君に逢えたら

二宮和也

手紙屋HEAVEN

南房総


天国で君に逢えたら-1

2009年9月24日TBS系列で放送JNN50周年記念スペシャルドラマ天国で君に逢えたら

38歳の若さで末期ガンで亡くなった世界的プロウィンドサーファー飯島夏樹さんが入院中に執筆しベストセラーになった「天国で君に逢えたら」「神様がくれた涙」が原作のTVドラマ。劇場版の「Life 天国で君に逢えたら」は夏樹さんの実話を基に制作されたドキュメンタリーに近くTVバージョンは全く違うストーリーです。

主演は嵐の二宮和也さんでガン患者の心のケアをする精神科医の野々上純一の役です。舞台は南房総の海辺にあるガン治療センターの敷地のなかにあるカウンセリングルーム。末期ガンに侵され余命を告げられた患者と向き合って行くのが仕事・・実際には何もできず、ただ患者の話を聞くことぐらいしかできなかった・・純一は死を目前にした彼らの役に立つことがしたいと考え、患者たちがこの世に遺していく家族への想いを手紙に託して届ける「手紙屋」をはじめることを思いつく・・

出演:二宮和也、井上真央、ゴリ (ガレッジセール)、ユースケ・サンタマリア、宮本信子、緒形直人、富田靖子、平泉成、木村多江、八木優希、津田寛治、矢沢心 ほか

音楽:大黒摩季「最後のラブレター」 エリック・クラプトン「ティアーズ・イン・ヘヴン」

ロケ地は南房総国定公園内にある休暇村 館山で、併設されている花海の湯の横の海岸ににカウンセリングルームを実際に建て撮影、ドラマの中の南房総がん治療センターは神奈川県横須賀市にある聖ルカ会 パシフィック・ホスピタルでした。

飯島夏樹さんの妻・寛子さんのコメント
「天国で君に逢えたら」シリーズのドラマ化の決定を聞いて、待ちに待っていたドラマ化でしたので本当に嬉しいです。役者の皆さんや監督さん、脚本家の方々など、大変豪華な顔ぶれなので、天国の夏樹も驚いていることと思います。

『天国で君に逢えたら』は、最後の望みをかけた手術前にわずか3週間で書き上げた物語です。大人から子供まで皆に親しまれるお話になるように、と繰り返し言っており、実際にさまざまな人生を抱えた登場人物が描かれています。

『神様がくれた涙』を書いた時は、1作目を書きあげた5か月後、すでに末期がんで余命宣告を受けていました。夏樹は執筆のときにはいつも、完全に頭の中に映像としてすべてできあがっていたようで、この本を書く前にもストーリーを思い描きながら最後の家族旅行のキャンピングカーを運転していて、「最後のシーンを考えていたら感動した!」とポロポロと涙を流して泣いていました。

生前、「この物語は、きっと色々な方の力を借りて、人から人へ伝わっていくものになると思う。その、大きな岩が動き出すまで僕は頑張る……」と言っていたのを思い出します。

夏樹が蒔いた種が、素敵な周りの皆さんに恵まれ、少しずつ水をあげ続けていただいた結果、大きく芽を吹くことができたことを、心より感謝します。TBSスペシャルドラマ天国で君に逢えたらHP


小さな島の物語島の先生仲間由紀恵主演

天国で君に逢えたら-2

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